21日(日)に阪神競馬場で行われるマイル
チャンピオンシップに出走を予定している
グランアレグリア(牝5歳、美浦・
藤沢和雄厩舎)について
藤沢和雄調教師のコメントは以下の通り。
「前走の
天皇賞(秋)からそれほど日が経っていないので、今朝の追い切りは坂路で併せて流す程度の遅い時計でしたが順調にきています。力むことなく、キャンターくらいのス
トライドでしたが、いい感じに仕上がったと思います。
これまで間隔を空けて使ってきた馬ですが、今回と同じ中2週で臨んだ
安田記念の時は、
ヴィクトリアマイルを走った後、爪の状態があまりいい感じではなく、そのため調整が幾分遅れました。今回はそんなこともなく、2000メートルを走った後ですがいい感じに調整出来ていて安心しています。
前走の
天皇賞(秋)は、この馬のスピードで2000メートルもと思いましたが、4コーナーを回った時にいつもより早く促さなければいけない状態でした。慣れた東京コースでしたが、距離が幾分長かったかなと思いました。今回は去年勝ったレースですし、阪神の1600メートルは得意としているので頑張ってもらいたいです。
去年のレースはあまりいい流れではなかったのですが、うまく最後に脚を使うことが出来ました。今年は若い素晴らしい馬が出走してきます。こちらはそろそろ引退の歳になりましたが、2歳の早い時期から走っていつも頑張ってくれた馬で今回も頑張ってくれると思います。これが最後になるかと思いますが、応援してください」
(取材:小林雅巳)
ラジオNIKKEI