17日、
大井競馬場で行われた第54回
ハイセイコー記念(2歳・重賞・ダ1600m・1着賞金2200万円)は、先手を取った
森泰斗騎手騎乗の2番人気
ノブレスノア(牡2、浦和・
小久保智厩舎)が、直線で粘り腰を発揮し、2番手追走から迫った8番人気
ミゲル(牡2、船橋・
山中尊徳厩舎)をクビ差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分42秒6(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に7番人気カイル(牡2、浦和・
小久保智厩舎)が入り、「トーセン」の冠名でおなじみの島川隆哉オーナー所有馬による上位独占となった。
1番人気
ママママカロニ(牡2、大井・
森下淳平厩舎)は4着。3番人気
ジュンブルームーン(牡2、船橋・
張田京厩舎)は、最後の直線コースで馬体に故障を発生したため競走中止となった。
勝った
ノブレスノアは、父
トーセンブライト、
母トーセンオーキッド、
その父ネオユニヴァースという血統。
鎌倉記念・3着から巻き返して重賞初制覇を飾った。またこの勝利で、12月15日に
川崎競馬場で行われる
全日本2歳優駿の優先出走権を獲得した。