1994年のダービー(英G1)を制した
エルハーブが、けい養先であるイギリスのバッツフォードスタッドで死亡したことがわかった。30歳だった。所有するシャドウェルのホームページで現地時間23日、発表された。
エルハーブは
父Chief's Crown、
母Histoire、母の
父Rivermanという血統。
現役時代はイギリスのJ.ダンロップ厩舎に所属。主戦騎手はW.
カーソン騎手。1994年のダンテS(英G2)で重賞初制覇を果たすと、続くダービーも連勝した。通算成績は11戦4勝。
現役引退後、1995年から日本で種牡馬入り。代表産駒の
ホシオーは
JRAでオープン入り(6勝)したのち、金沢に移籍。地方重賞8連勝含む重賞9勝をあげる活躍を見せた。
JRA重賞勝ち馬を送り出すことはできず、その後はアメリカやイギリスで種牡馬生活を送り、晩年はバッツフォードスタッドで余生を過ごしていた。