19年
菊花賞と今年の
天皇賞・春を制した
ワールドプレミア(牡5歳、栗東・友道)が現役を引退し、種牡馬入りすることが25日、JRAから発表された。同日付で登録を抹消され、今後は北海道新冠町の優駿スタリオン
ステーションで種牡馬入りする予定。
友道師は「
ワールドプレミアが
菊花賞を勝ってくれたことで、うちの厩舎は牡馬3冠を達成できたし、すごく思い入れのある存在です。古馬になっても
天皇賞・春を勝ってくれたように、スタミナがすごくあった馬ですから、それが産駒にも伝わってくれればいいですね」とコメントした。
同馬は父が
ディープインパクトで、母がドイツで活躍した世界的良血馬
マンデラ。全兄には重賞2勝を挙げて既に種牡馬入りしている
ワールドエースがおり、16年当歳セレクトセールで大塚亮一氏に2億4000万円(税抜き)で落札された。10月31日の
天皇賞・秋11着がラストランとなった。通算成績は12戦4勝。
提供:デイリースポーツ