12/1(水)に
船橋競馬場で行われる
クイーン賞。師走の牝馬ハンデ重賞に今年は14頭が顔をそろえたが、
JRA勢を中心に能力拮抗のメンバー構成となった。主な出走馬は以下の通り。
■12/1(水)
クイーン賞(3歳上・牝・JpnIII・船橋ダ1800m)
ウェルドーン(牝3、栗東・
角田晃一厩舎)は5月に鳳雛ステークスを快勝すると、
関東オークスでは好位から直線で難なく抜け出し、3連勝で重賞初制覇。7月には
ジャパンダートダービーに参戦し、好位4番手から直線外めを伸びて勝ち馬とはタイム差なしの3着と善戦。続く初の古馬対戦となった
レディスプレリュードでも3着を確保しており、今回はそのとき先着された
レーヌブランシュ、
テオレーマが不在とあれば勝機は十分だ。
リネンファッション(牝4、栗東・
坂口智康厩舎)は今年5月に3勝クラスを勝利すると、重賞初挑戦となった
スパーキングレディーカップで2着を確保。その後も
ブリーダーズゴールドカップで半馬身差2着、前走の
JBCレディスクラシックでも3着と牝馬のダート
グレードで実績を重ねている。今回は
C.ルメール騎手への乗替わりも2度目のコンビで上積みが見込めるだけに重賞初制覇のシーンまで。
プリティーチャンス(牝4、栗東・
野中賢二厩舎)は、今年9月に3勝クラスを勝ち上がると、続く
みやこSでは後方2番手追走からメンバー中2番目の上がりで追い上げ、牡馬相手に4着と善戦。重賞初挑戦で見せ場を作った。初の地方コースでも牝馬同士の重賞ならチャンスといえる。
昨年のこのレースを制した
サルサディオーネ(牝7、大井・
堀千亜樹厩舎)は、今年は
スパーキングレディーカップ、
スパーキングサマーカップ、
日本テレビ盃と重賞3連勝。続く前走の
JBCレディスクラシックでは主導権を取るも早々と失速して10着だったが、マイペースの逃げに持ち込めば連覇も圏内だ。
エリザベスタワー(牝3、栗東・
高野友和厩舎)は昨年12月、芝の新馬戦を後方から直線一気に突き抜けて勝利。3走目の
チューリップ賞では好位から脚を伸ばし1着同着で重賞タイトルを獲得。その後の2戦は掲示板外で、今回は5月以来の実戦に加え初ダートとなるが、未知の魅力に賭けてみる手はある。
ダイアナブライト(牝5、川崎・
内田勝義厩舎)は、ダート
グレード初挑戦となった前走
レディスプレリュードで4着。3着の
ウェルドーンには3馬身半離されたが、当時は同馬より重量が1キロ重かった。今回は川崎への移籍初戦になるが、
ウェルドーンより1キロ軽い53キロと重量面で恵まれただけに上位進出が期待できる。
発走は20時05分。
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