「Road to Classic」を
コンセプトに、春のダービーまで現2歳馬世代を独断で格付けし、ランキング形式にする。牡馬は無傷2連勝で
東スポ杯2歳Sを制した
イクイノックスが、トップへ浮上した。
過去5年の勝ち馬から17年
ワグネリアン、19年
コントレイル、20年
ダノンザキッドの3頭がのちにG1を制している出世レースでの完勝劇。勝ち時計の1分46秒2は強調できるものではないが、芝はCコース変わり初日で、内を通った馬の伸びが目立つ馬場状態。そんな中で、直線外からねじ伏せる形での2馬身半差Vは高く評価できるものだ。また、マークした上がり3Fは、次位に0秒6差をつける圧巻の32秒9。この数字が、ポテンシャルの高さを裏付ける何よりの証拠だろう。
牝馬の順位変動はなし。アルテミスSを勝った
サークルオブライフが一歩リードだ。
番外編は次走が要注目の2頭。まずは11月28日の東京で未勝利戦を制した
ウィズグレイスだ。2歳芝2000メートルのJRAレコード(1分58秒5)をマークしたのもさることながら、逃げて6馬身差をつけたレースぶりが圧巻だった。まだ体が小さく、非力な面があるだけにランクインを見送ったが、成長次第で大化けする可能性も。もう1頭は11月21日の東京で新馬戦Vの
ダノンベルーガ。断トツの上がりをマークしたように、決め手は非凡。今後レースぶりに進境が見られれば、重賞でも通用する器だ。
提供:デイリースポーツ