12月19日(日)に阪神競馬場、芝1600mで行われるGI、朝日杯フューチュリティステークス。ここを予定しているのが、新馬、萩Sと連勝中の
ダノンスコーピオン(栗東・安田隆行厩舎)。今朝1日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCWで3頭併せ。先頭が
ドゥラモット、次に新馬勝ちしている
ラスマドレスが続き、一番後ろからという隊列。向正面でのラップはさほど速くなかったが、3コーナーに入っていくあたりから、ラップが速くなり、先頭との差もどんどん縮まっていく。
とはいえ、ラスト1F標識手前では、先頭との差がまだ2馬身ちょっとある感じ。それが仕掛けると一気に差を詰めて、あとは突き放す一方。
ラスマドレスがこれに食い下がろうとはしていたが、ゴールでは
ダノンスコーピオンが最先着だった。
時計は6F83.3〜5F67.2〜4F51.9〜3F38.1〜1F11.3秒。今日の動きでも十分といった感じはするが、やはりGIともなれば、あと一段、二段と上の状態に上がっていくはず。そのあたり、来週以降の追い切りにも注目したいところ。
(取材・文:井内利彰)