「チャンピオンズC・G1」(5日、中京)
白毛の
アイドルホースのダート初挑戦は、無残な結果だった。
父クロフネに続く芝&砂G1制覇を目指した
ソダシは、好スタートからハナを切る。前半1000メートル通過は61秒4と絶妙なペースに持ち込んだが、直線に入り
インティにかわさると、ズルズルと後退。12着に終わった。
吉田隼は「ゲートは待たされたけど、しっかりとリズム良く走れたし、スピードの乗りは良かった。雰囲気も良かったです。でも、力のいるダートとか、古馬の牡馬相手で地力の差が出ました」と完敗に肩を落とした。須貝師も「ゲートの速い馬ですから自然と逃げるにはなりました。でも、経験値の違いというかダート巧者が相手ですから仕方ないですね」と脱帽した。
それでも陣営にあきらめた様子はない。指揮官は「ダートの感触は悪くなかった。来年は
フェブラリーS(22年2月20日・東京)も視野に入れます」と前を向く。この敗戦を糧に、今度こそ砂の猛者を蹴散らす。
提供:デイリースポーツ