12月19日(日)に阪神競馬場、芝1600mで行われるGI、朝日杯フューチュリティステークス。ここを予定しているのが、新馬、アイビーSと連勝中の
ドウデュース(栗東・
友道康夫厩舎)。今朝11日はその1週前追い切りを行っている。
武豊騎手が跨って、CWで単走。馬場入り時にあらためて馬体を確認すると、胸前の筋肉量が半端なく、とても2歳とは思えない重厚感。この筋肉量もあって、前肢は伸ばすというよりも掻き込むようなフットワークだが、決して重苦しい感じではない。
むしろ、1Fごとに確実にスピードの乗っていく走りで、スピードに
パワーが兼備されたフットワークといってよいだろう。前日の雨の影響が多分に残る馬場状態だったが、それを苦にするところは全くなく、上半身が全くブレない走り。
そして、最後の直線でもスピードは衰えることなく、ゴール前は素晴らしい伸び。時計は自動計測で6F78.4秒、5F64.3秒、4F50.7秒、3F36.5秒、2F23.0秒、1F11.4秒。
パワータイプに見える走りなのに、これだけの時計が出る。今の阪神マイルには最適なタイプではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)