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阪神JF・G1」(12日、阪神)
無敗でのG1獲りを目指す2戦2勝の
ナミュールは8日、新コンビのC・デムーロを背に栗東坂路へ。キレキレの動きで好調をアピールした。
無敗で女王の座を狙う。
ナミュールは栗東坂路で“高野流”の2本追い。1本目を4F71秒1で駆け上がったあと、15分の
インターバルを挟んで再び登坂。
ハリーオンダウン(2歳未勝利)と併せて、4F54秒0-38秒4-11秒8をマーク。鞍上のアクションに応え、2馬身半先着した。
またがったC・デムーロも満足げだ。初のコンタクトに「すごくいい感じ。いい瞬発力を確認できた。体調が良さそう」と好感触。続けて、「楽に勝っているし、いいパフォーマンスを見せています。将来的に重賞を勝てる馬。日曜に分かります」と期待を寄せた。
中京と東京で連勝し、今回は初の右回り。高野師は「初めての東京でも堂々としたしぐさだったし、初の阪神でも大丈夫だと思う。調教も右回りで乗っているけど、左右の癖はない」と不安材料を打ち消す。「デビュー前からすごい素質を感じていた馬だからね。いい結果が出ると信じています」。母が8着に敗れた舞台でリベンジを誓う。
提供:デイリースポーツ