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香港カップ・香港G1」(12日、シャティン)
香港での大舞台に日本馬12頭が挑む。決戦を2日後に控えた10日、各馬が入念な調整を行った。
香港Cでラストランを迎える
ラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作)は角馬場で軽めのメニュー。また、
レイパパレ(牝4歳、栗東・高野)は、新コンビを組むスミヨンがまたがり感触を確かめた。
大阪杯以来、2つ目のタイトル奪取に燃える
レイパパレは、角馬場で体をほぐした後、AWコースをキャンターで1周。その後はゲート練習と入念な調整を行った。コースでは実戦でコンビを組むスミヨンとコンタクト。鞍上は「軽い調教だったので何とも言えませんが、きょう乗っただけで上位に来そうな乗り味の良さを感じました」と感触は良好。「両隣の馬がどのような競馬をするか調べ、レースに臨みたい」とV獲りへ意欲を見せた。
クイーンエリザベス2世C、BCフィリー&メアターフに続く海外G1・3勝目を狙う
ラヴズオンリーユーは、角馬場でのダク→ハッキングで体調を整えた。吉田助手は「角馬場では川田騎手にも乗ってもらいました。変わりなく順調」とコメント。有終Vへ、着々と準備は進んでいる。
追い切り翌日の
ヒシイグアスは角馬場での運動の後、ゲート練習、パドックでのスクーリングを行った。高橋助手は「トモの緩さは変わりませんが、落ち着きもありますし、それ以外は問題ないと思います」と話した。
提供:デイリースポーツ