12月26日(日)に中山競馬場、芝2500mで行われるGI、
有馬記念。前走JCは9着に敗れた
アリストテレス(栗東・音無秀孝厩舎)が、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了して、しばらくした時間帯にCWへ入場。レースでは2回目のコンビとなる
武豊騎手を背に、新馬との併せ馬。2コーナーを回る時が前と3馬身ほどの差。向正面に入って、少し前との差が詰まって、4コーナーを回る時には1馬身ちょっとのところまで詰めて、インを突いてくる。
ここから楽に半馬身ほど前へ出るが、相手が少し促して、並びかけてくると、意外と突き放せない。というよりも、むしろ相手の方が手応えよくゴールする感じで、新馬相手にやや見劣るという内容になった。
時計は6F82.7〜5F67.2〜4F52.1〜3F37.0〜2F23.0〜1F11.5秒。道中がかなりゆったりしたラップだったのに、最後が物足りない印象だが、むしろ併せ馬では遅れるくらいがレースで良い結果が出ているタイプ。
(取材・文:井内利彰)