15日、
川崎競馬場で行われた第72回
全日本2歳優駿(2歳・JpnI・ダ1600m・1着賞金4200万円)は、2番手でレースを進めた
戸崎圭太騎手騎乗の1番人気
ドライスタウト(牡2、栗東・
牧浦充徳厩舎)が、4コーナーで先頭に立つと、迫る3番人気
コンバスチョン(牡2、美浦・
伊藤圭三厩舎)を突き放して、最後はこれに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒2(稍重、レースレコード)。
さらに5馬身差の3着に11番人気
プライルード(牡2、大井・
藤田輝信厩舎)が入った。なお、2番人気
アイスジャイアント(牡2、美浦・
高柳瑞樹厩舎)は9着に終わった。
勝った
ドライスタウトは、
父シニスターミニスター、
母マストバイアイテム、
その父アフリートという血統。2009年に
ラブミーチャンがマークした1分40秒0という従来のレースレコードを大きく上回るタイムで圧勝。新馬、オキザリス賞(1勝)に続くデビュー3連勝で2歳ダート王に輝いた。管理する
牧浦充徳調教師はGI級競走初制覇。
JRA所属馬による同レース勝利は3年ぶり。