マイルCSでG1・6勝目を挙げて有終の美を飾った
グランアレグリア(牝5歳、美浦・藤沢和)の引退式が18日、中山競馬場で全レース終了後に芝コースで行われた。厳しい寒さにもかかわらず、約2400人のファンが見守った。
管理した藤沢和師は「最初から優秀な馬でした。2000メートルを走らせて結果的には失敗もしたけれど、1200メートルにも挑戦して、いろいろ勉強をさせてもらいました」と感慨深げ。全15戦中13戦で手綱を取ったルメールは「僕にとっては特別な馬でした。寂しくなりますね」と別れを惜しんだ。
今後は北海道安平町のノーザン
ファームで繁殖入り。初年度の交配相手について、同
ファームの吉田勝己代表は「
エピファネイアが最有力かな。
ロードカナロアだと距離が短いしね。
サートゥルナーリアもいるし、いろいろな馬を考えていきたいですね」と話した。幾多の勲章を手にした名牝は、22日に北海道へ旅立つ予定だ。
提供:デイリースポーツ