「朝日杯FS・G1」(19日、阪神)
無傷4連勝でのG1制覇を狙った
セリフォスは2着。1番人気に支持されたが、わずかに甘くなったスタートを取り戻そうと手綱をしごいた分、道中で行きたがり、最後は
ドウデュースに競り負けて初黒星を喫した。
阪神JFの
ナミュール(4着)に続き、1番人気でのG1騎乗となったC・デムーロは「出して行ったので少し行きたがりましたが、それは許容範囲。ラストも諦めずによく走ってくれていますが、武さんの馬の切れ味に少し負けた感じ」と悔しげに振り返った。
それでも、早め先頭からの堂々としたレースぶりで勝ち馬から半馬身差の2着は能力があるからこそ。まだ巻き返すチャンスは、いくらでもある。
セリフォスにとって本当の正念場はこれからだ。
提供:デイリースポーツ