12月26日に中山競馬場で行われる
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。
有馬記念最多勝の騎手に導かれるのが
モズベッロ(牡5、栗東・
森田直行厩舎)だ。
モズベッロは父
ディープブリランテ、
母ハーランズルビー、母の
父Harlan's Holidayという血統。通算成績は22戦4勝。
2019年1月に中京競馬場の3歳新馬戦でデビュー。2戦目で勝ち上がると、7月に1勝クラス、11月に2勝クラスを突破した。
4歳になった年明け初戦には
日経新春杯に格上挑戦。軽ハンデを活かして中団から抜け出し、1着でゴール。重賞初制覇を飾った。
同馬は重めの馬場が得意で、稍重馬場の2020年
宝塚記念3着、2021年の
大阪杯では重馬場で三冠馬
コントレイルに先着の2着。時計がかかる条件ではGIでも好勝負を演じてきた。
有馬記念は近走コンビを組み続けている
池添謙一騎手が騎乗。同騎手は歴代最多の
有馬記念4勝をあげており、大舞台で活躍するイメージが強い。
グランプリ男の手綱に導かれ、上位陣を脅かす存在になれるかどうか注目したい。