12月26日に中山競馬場で行われる
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。フランス遠征帰りの
ディープボンド(牡4、栗東・
大久保龍志厩舎)がGI初制覇を狙う。
ディープボンドは、父
キズナ、
母ゼフィランサス、
その父キングヘイローという血統。通算成績は14戦4勝。
2019年10月に京都競馬場の2歳新馬戦でデビュー。続く2戦目で初勝利。
京都新聞杯で重賞初制覇を果たすと、
日本ダービー5着、
菊花賞4着と牡馬クラシックで好走。
今年初戦の
中山金杯では14着に沈むも、巻き返しを狙った
阪神大賞典で5馬身差の圧勝。長距離路線の有力候補に名乗りを挙げる。
迎えた5月の
天皇賞・春では、
菊花賞馬
ワールドプレミアに、最後の直線で競り負け2着に惜敗。
この秋はフランスに遠征。海外初戦のフォワ賞では、見事な逃げ切り勝ちを披露。
凱旋門賞制覇へ弾みをつけたが、結果は14着に終わった。
遠征帰り初戦を、暮れの大舞台で迎える同馬には、国内で主戦を務めてきた
和田竜二騎手が騎乗予定。果たしてどのようなレースぶりを披露するのか注目したい。