21日、
浦和競馬場で行われた第59回ゴールドC(3歳上・重賞・ダ1400m・1着賞金3100万円)は、先団の後ろでレースを進めた
和田譲治騎手騎乗の2番人気
ティーズダンク(牡4、浦和・
水野貴史厩舎)が、直線入り口で抜け出し、中団追走から追い上げた1番人気
モジアナフレイバー(牡6、大井・
福永敏厩舎)を振り切って、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒4(良)。
【
和田譲治騎手】
「強いメンバーだったんですけど、
ティーズダンクも強いと思って乗りました。展開はちょっと読めなくて、スタートして決めようと思っていまして、前3頭で流れてくれて、その後ろにつけて行きました。(もともと)前目で競馬しようと思っていたので」
(
モジアナフレイバーが外から来ましたが)
「そうですね。最後の直線、もう足音が聞こえていたので、最後までしのいでくれと思って追っていました。(最後は)勝ったと思いました」
(これからも楽しみですね)
「そうですね。
ティーズダンク、よく走ってくれたので、来年も楽しみです」
(最後にメッセージを)
「今日はご来場ありがとうございます。コ
ロナ禍で、お客様の前で勝つことができて本当に良かったです」
【
水野貴史調教師】
「前回大井で残念な結果になってしまって、ファンの皆様の期待を裏切ってしまったんですけど、そのあとは立て直して、しっかりいい状態に戻らせました」
(SIにふさわしい好メンバーとなりましたが、作戦などは)
「前が速くなるとは思ったので、それを見ながら、うまく捌いてくれればいいかなと思っていました。うまく乗ってくれました。ちょっと早めに抜けちゃったので、モジアナに迫られてたので、何とかしのいでくれないかなあと思っていました」
(この馬の一番いいところは)
「マイル前後に出走してから、前々でうまく運びつつ、最後も伸びてくれるという、頼もしい馬になってくれました」
(今後のご予定は)
「もう、ずいぶんとここまで頑張ってくれたので、一息入れて、次はまだ未定なんですけど、皆さんの期待に応えられるように頑張ります」
(取材、撮影:高橋正和、編集:netkeiba.com)