12月26日に中山競馬場で行われる
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。競馬界のレジェンド
武豊騎手が騎乗するのが
アリストテレス(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)だ。
アリストテレスは父
エピファネイア、
母ブルーダイアモンド、母の
父ディープインパクトという血統。通算成績は15戦4勝。
2019年9月に阪神競馬場の2歳新馬戦でデビュー。デビュー戦こそ2着に敗れるも、2戦目で勝ち上がりを決める。その後はしばらく2着続きだったが、2020年8月に2勝目、9月に3勝目をあげ、夏の上がり馬としてクラシック最終戦・
菊花賞に出走した。
菊花賞では、最後の直線で
コントレイルと熾烈なデッドヒート。最終的にはクビ差に敗れたものの、最後の最後まで三冠馬を追い詰める大仕事をやってのけた。年が明けた4歳シーズンの初戦には
AJCCを選択。1番人気に応える走りで重賞初制覇を飾った。
近走は
京都大賞典2着がある以外はやや不振気味。先週悲願の
朝日杯FS制覇を成し遂げた
武豊騎手の手綱に導かれ、重賞初制覇を飾った中山競馬場で再び輝きを放つか、要注目の一頭だ。