「阪神C・G2」(25日、阪神)
2歳マイル王が暮れの仁川で完全復活といく。マイルCS13着からの巻き返しを誓う
グレナディアガーズは22日、C・デムーロを背に栗東坂路で4F57秒4-38秒9-12秒0。上がり重点とあって全体時計こそ地味だが、フットワークや行きっぷりは文句なしだった。
鞍上は「グッドコンディション。めっちゃ元気です。単走で行きましたが、落ち着いていたし、反応も良かった」と声を弾ませる。福永助手も「先週にウッドで追い切って体はできているし、それほど間隔もあいてないので、これで十分に態勢は整いました」と状態に太鼓判を押した。
21年は
ファルコンS2着、NHKマイルC3着、
京成杯AH3着と惜敗が続き、前走のマイルCSでは、前向きな気性が災いして折り合いを欠いて13着。同助手は「1400メートルのペースで流れてくれた方が競馬はしやすいと思うので改めて」と1F短縮に期待を込める。
C・デムーロ×中内田厩舎のタッグで挑んだ先週の
朝日杯FS(
セリフォス)は、1番人気に推されるも2着惜敗。すぐさま訪れたリベンジのチャンスに、世界的名手が燃えないはずがない。今週こそ、人気にきっちり応えて勝利をつかみ取る。
提供:デイリースポーツ