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中山大障害・JG1」(25日、中山)
4年ぶり3度目のVを目指す
オジュウチョウサンは22日、いつものように石神を背に美浦Wへ。2週前、1週前は併せ馬でハードなメニューを消化しており、直前は単走で馬なり。6F86秒7-38秒7-12秒0をマークしたが、最後までしっかりしたフットワークが目についた。感触を確かめた主戦は「先週やっているので、今週は折り合いを重視しました。直線では体をうまく使って走っていた。集中していますよ」と状態面に不安なしを強調した。
このレースは
有馬記念(9着)に出走した18年以降は、故障などもあって3年間参戦していなかった。和田郎師は「(大障害は)久しぶりになるが、心配な点はありません。中山の障害コースは、この馬がもっとも得意にしていますから」と自信をのぞかせる。20年4月の
中山GJを最後に勝利から遠ざかっているものの、「きょうの追い切りの動きにやる気が感じられた」とトレーナーは王者復活を信じていた。
提供:デイリースポーツ