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【有馬記念予想】オリンピックイヤーは菊花賞馬が強い!? データdeア・ラ・カルト

  • 2021年12月24日(金) 07時07分
 今週26日(日)に行われる第66回有馬記念有馬記念は競馬ファンだけでなく、普段競馬をやらない人も馬券を買って楽しむことが多い年末の風物詩です。特に今年は“ウマ娘”などで競馬が例年以上に注目を浴びた年でもありました。そこで、競馬に馴染みのない人にも楽しめるように、さまざまなデータをご用意いたしました。有馬記念で初めて馬券を購入される方も、熱狂的な競馬ファンの方も、よろしければ参考にしてみてください。(※データは過去65回を参照)

【枠番】
内枠が強い印象がある有馬記念だが、実は最も勝ち馬を出しているのが4枠と5枠の11回。逆に最も少ないのは6枠の5回で、次点に7枠の6回と続く。また、意外にも8枠は8回優勝馬を出しており、イメージよりも外枠不利とは言えないような数字になっている。

【馬番】
枠順抽選会で大外枠を引き当てた関係者が苦笑いするシーンは、もはや競馬ファンにはお馴染みの光景。やはりというべきか、過去65回でまったく優勝馬を輩出していないのが大外の16番だ(フルゲートは22回)。逆に、最も多く優勝馬を輩出しているのは3番で10頭が優勝している。以下、6番の7頭、4番・10番の6頭と続く。

【馬齢】
4歳馬が26勝でトップに立ち、3歳馬が19勝で続く。5歳馬も16勝と健闘しており、逆に6歳以上は4勝のみと厳しい結果になっている。最高齢の勝利は1970年スピードシンボリの7歳で、8歳以上の勝利は過去に一度もない。

【人気】
1番人気が25勝で最多なのは流石といったところか。続いて2番人気と4番人気が10勝をあげている。4番人気はドラマティックな勝利が多く、1990年オグリキャップのラストランや「奇跡の復活劇」といわれた1993年のトウカイテイオーなどが該当。あのディープインパクトを破った2005年ハーツクライも4番人気での勝利だった。

【1番人気馬】
勝率38.5%、連対率60.0%、複勝率69.2%という結果に。これだけでは判断が難しいが、近10年に絞るとそれぞれ60.0%、70.0%、80.0%に上昇。近年は実力馬が能力をしっかり発揮しているとみていいだろう。今年はエフフォーリアクロノジェネシスの2強と目されているため、どちらが1番人気となるかは注視しておきたい。

【馬名の文字数】
こちらは7文字の馬名の馬が19勝と最多。直近では一昨年の優勝馬リスグラシューが該当し、11年〜13年にかけてはオルフェーヴルゴールドシップオルフェーヴルと3年連続で勝利。今年はエフフォーリアなど4頭が7文字馬名。

【干支】
有馬記念が創設された1956年以降、ウシ年は過去5回あり、優勝馬は次の通り。1961年ホマレボシ、1973年ストロングエイト、1985年シンボリルドルフ、1997年シルクジャスティス、2009年ドリームジャーニー。このうち、1973年を除く4回で1・2番人気の馬がともに3着以内に入着している。ウシ年はあまり荒れる傾向にないのかもしれない。

【オリンピック】
新型コロナウイルスの影響で1年延期となったが、今年は東京オリンピックが開催された。同年の菊花賞馬が有馬記念を制したケース(二冠馬と三冠馬含む)はこれまで8回あるが、このうち半分の4回が夏季オリンピックが開催された年だった。特に近2回の2012年勝ち馬ゴールドシップ・2016年勝ち馬サトノダイヤモンドはともに菊花賞有馬記念を連勝。今年の菊花賞タイトルホルダーにも期待がかかる。

 ここまでさまざまなデータをご紹介してきましたが、どのデータを信じるかはアナタ次第。2021年総決算のゲートは12月26日(日)15時25分スタート!

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