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【有馬記念 枠順データ分析】極端な内外は危険 穴なら「外過ぎない中枠」

  • 2021年12月23日(木) 20時08分
 26日に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが6番と9番。3回で7番と14番が続き、2回が2番、4番、10番、13番となっている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-1-1-16/19 複勝率15.8% 複勝回収率23%
2枠 1-2-0-16/19 複勝率15.8% 複勝回収率56%
3枠 2-2-0-15/19 複勝率21.1% 複勝回収率71%
4枠 2-1-1-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率78%
5枠 1-2-3-14/20 複勝率30.0% 複勝回収率87%
6枠 2-1-1-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率36%
7枠 1-1-3-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率69%
8枠 0-0-1-19/20 複勝率5.0% 複勝回収率18%

【3番人気以下】
1枠 0-0-1-15/16 複勝率6.3% 複勝回収率12%
2枠 1-2-0-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率60%
3枠 0-2-0-15/17 複勝率11.8% 複勝回収率60%
4枠 2-1-1-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率78%
5枠 0-2-2-13/17 複勝率23.5% 複勝回収率87%
6枠 0-0-1-16/17 複勝率5.9% 複勝回収率20%
7枠 0-1-0-12/13 複勝率7.7% 複勝回収率59%
8枠 0-0-1-18/19 複勝率5.3% 複勝回収率19%

 有馬記念といえば、2014年の公開抽選会時に内枠から埋まっていった光景が印象的で、内枠有利と思われがちだが、意外にも1枠の成績は芳しくない。とはいえ8枠は圧倒的に苦しく、直近10年の間に8枠から馬券に絡んだのは18年のシュヴァルグランのみ。16頭立てでの連対例は89年1着イナリワン(8枠15番)まで遡らなければならない。

 また、近年の有馬記念は1・2人気の支持を受けた馬が強く、直近10年では[7-2-4-7]となっている。3番人気以下に限定してみると、4枠5枠の好成績が目につく。コースレイアウト上、外枠が不利ではあるものの、芝の内側が荒れていることも多いため「外過ぎない中枠」が相対的に走りやすくなるのだろう。

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