ホープフルSに管理馬を登録している14人の調教師のうち、2016年以降の中山芝2000mにおける勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
ホープフルSで馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
牧光二調教師。集計期間内に中山芝2000mで5勝を挙げ、複勝率は28.0%。19年には中山芝2000mで5連続馬券絡みという確変状態もあった。
今年は
ボーンディスウェイが出走予定。中山芝2000mで未勝利、
葉牡丹賞と連勝しており、コース適性は抜群だ。2走前が差し、前走が逃げと操縦性の高さが魅力で、ここも枠順や並びに応じた競馬をしてくれるだろう。
2位は
友道康夫調教師。集計期間内中山芝2000mで2勝を挙げ、複勝率は42.9%。これだけのブランド厩舎でありながら、単勝回収率113%、複勝回収率105%とベタ買いプラスになっており、無条件で買い目に加えるのが正解だろう。
今年は
フィデルが出走予定。半姉にBCジュ
ベナイルFの勝ち馬
シャンパンルームを持ち、セレクトセールで1億9000万円(税抜)の値がついた良血馬だ。前走の
京都2歳Sは絶好の手応えから、ひと押しを欠いた3着に終わったが、一頓挫明けだったことも影響したのだろう。1勝馬だが有力候補の1頭だ。
第1位に輝いたのは
国枝栄調教師。集計期間内に中山芝2000mで16勝を挙げ、複勝率は41.3%。109戦して複勝回収率91%はかなり優秀な数字といえるだろう。6〜10番人気で複勝率29.6%、複勝回収率123%を記録しており、馬券的には中穴ゾーンが一番の狙い目か。
今年は
コマンドラインが出走予定。デビュー前から評判になっていた大物で、その期待に応えて2連勝を飾っている。マイルを2戦使われたが、折り合いの心配が無いので2000mもまったく問題ないだろう。