今週は中山競馬場で、暮れの大一番・
有馬記念(GI)が行われます。
昨年は、
クロノジェネシスが
サラキアの追撃を凌ぎ切り優勝。本馬は前2回の
宝塚記念(GI)も勝利で飾っていることから、今年の
有馬記念を制すれば
グランプリ4連覇の偉業達成となります。
しかし、レベルの高いと噂される3歳馬から4頭が出走を表明。これまで6戦5勝とほぼ
パーフェクトな成績の
エフフォーリアを筆頭に、
菊花賞(GI)を制した
タイトルホルダー、GII勝ちのある
ステラヴェローチェ、
アサマノイタズラも登録してきました。
古馬勢からも、
エリザベス女王杯(GI)を制した
アカイイトや、フランスでフォア賞(G2)を勝利した
ディープボンドなど、その他の陣営も虎視眈々と
グランプリ制覇を目論んでいることでしょう。
そんな注目の一戦を、オリジナルの
ビッグデータを活用したAIが予想。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。
◆
エフフォーリアから本命が一転!?
週初めは
エフフォーリアが本命候補として挙がっていましたが、最終的にAIが本命指名したのは
グランプリ4連覇の偉業に挑む
クロノジェネシスでした。
フランスで行われた前走の
凱旋門賞(G1)では、7着と敗退した本馬。しかし、これまでの成績を振り返ると19年の
エリザベス女王杯5着が最低着順で、日本では14戦して1度も掲示板を外したことがない堅実派です。
今回の出走馬では8頭と対戦経験がありますが、その全てで最先着。未対戦である3歳馬との力関係がカギとなりそうですが、ダービー馬の
シャフリヤールが
ジャパンC(GI)で古馬に敗れたことからも、現役最強牝馬として恥じない戦いを繰り広げてくれるでしょう。
冒頭でも触れたように、
グランプリレースとは好相性な
クロノジェネシス。
有馬記念がラストランとなりますが、AIの本命「◎」だった
マイルCS(GI)の
グランアレグリア、
ジャパンC(GI)の
コントレイルと同じく“有終の美”に期待したいところです。
(netkeiba編集部)