皐月賞と
天皇賞・秋を制した3歳馬
エフフォーリアが26日、年末の総決算・
有馬記念をV。3つ目のG1タイトルを獲得したことで、
年度代表馬の行方は海外G1を3勝という偉業を成し遂げた
ラヴズオンリーユーとの一騎打ちとなりそうだ。
エフフォーリアは前記の通り、今季はG1・3勝を含む5戦4勝。唯一の敗戦はダービーで、それも勝った
シャフリヤールからわずか鼻差の2着。強豪古馬を力でねじ伏せた直近2走の評価は高く、02年に
年度代表馬に輝いた
シンボリクリスエスに近いパターンだ。
一方、
ラヴズオンリーユーは香港G1・2勝に加え、日本馬として初めて米国競馬の祭典・ブ
リーダーズCのフィリー&メアターフを制覇。この勝利によって、日本馬史上初となる海外G1年間3勝の快挙を達成。これは中央未出走ながらも、海外G1V&
凱旋門賞2着で
年度代表馬に輝いた99年
エルコンドルパサーを上回る偉業だ。国内、海外の違いはあれ、実績は甲乙付け難く、記者投票による評価は二分しそうだ。
提供:デイリースポーツ