本日、
大井競馬場で行われる
東京大賞典(3歳上・GI・ダ2000m)。本レース4連覇の偉業がかかる
オメガパフューム、交流重賞含め、ダート重賞3勝の
クリンチャー、
みやこS、チャンピオンズCと連続3着の
アナザートゥルースなど15頭がエントリー。
今年も強力な布陣で挑んできた
JRA勢に対し、地方代表として迎え撃つのが
ミューチャリー(牡5、船橋・
矢野義幸厩舎)だ。
父パイロ、
母ゴッドビラブドミー、
その父ブライアンズタイムという血統。
2018年8月のデビュー戦から3連勝で駒を進めた
全日本2歳優駿で6着に敗れるも、素質の一端を垣間見せていた2歳時。明け3歳初戦の
雲取賞2着でクラシックの権利を手中にすると、南関クラシック1冠目の
羽田盃を制覇。続く、
東京ダービー2着、JDD3着と世代上位の実力を誇示。
菊花賞トライアルの
セントライト記念にも果敢に挑戦した(12着)。
以降、
マイルグランプリ、
大井記念という二つの重賞勝利を積み重ね、5歳として迎えた前走・金沢で行われた
JBCクラシックでは地元の名手・吉原騎手を背に、
オメガパフューム、
チュウワウィザード、
テーオーケインズら強力
JRA勢を相手に見事に勝利。地方馬として、初めて
JBCクラシックのタイトルを手にした。主戦・御神本騎手に手が戻る今回、地方所属馬の代表格として
JRA勢を再び撃破したいところだ。