「
京都金杯・G3」(22年1月5日)
アンドラステが重賞2勝目を狙う。前走の
ターコイズSは、トップハンデの56・5キロを背負い、直線で一度は先頭に立つ形。最後は勝ち馬の強襲に屈したが、底力は示した。福永助手は「ダメージが残った様子は見られません。牡馬相手のハンデ戦でも今の気配なら、期待が持てそうです」と楽しみにする。鞍上は
中京記念を制した時と同じ川田。タイトル奪取の好機だ。
前走のリゲルSで、オープン初勝利を飾った
エアロロノア。重賞初挑戦だった春のマイラーズCでは5着に敗れたが、当時よりも経験を積んだ今なら、重賞タイトルにも手が届くはずだ。笹田師は「緩さが残る中でもこれだけやれているし、馬体が締まればさらにギアが上がると思う。大きなところに挑むためにも、ここは結果を求めたい」と力が入る。
18年マイルCS覇者
ステルヴィオも、近走は不振だが、実績は最上位の存在。底力も確かで、自慢の末脚がさく裂すれば、反撃は可能だ。今年の
エプソムCを制した
ザダルも、近2走は結果が出ていないが、ひと息入れて立て直しに成功。攻め気配も上々で、巻き返せるだけの態勢は整っている。
レッドガランは勝ちみに遅いものの、ここも上位争いに食い込めそう。
天皇賞・秋14着の
カイザーミノルも、良績のあるマイル戦に戻って反撃をうかがう。
バスラットレオンも軽視はできない。
提供:デイリースポーツ