2021年も多くの名勝負が繰り広げられた
JRA・GI。ここでは今年最初のGI・
フェブラリーSから上半期の総決算・
宝塚記念までを振り返る。
■2月21日
フェブラリーS(東京・ダ1600m)
優勝馬:
カフェファラオ(牡4、
C.ルメール騎手、美浦・
堀宣行厩舎)
好位につけた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
カフェファラオが、最後の直線で外に持ち出して抜け出し、2着の9番人気
エアスピネル(牡8、栗東・
笹田和秀厩舎)に3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒4(良)。
■3月28日
高松宮記念(中京・芝1200m)
優勝馬:
ダノンスマッシュ(牡6、
川田将雅騎手、栗東・安田隆行厩舎)
後方に控えた
川田将雅騎手騎乗の2番人気
ダノンスマッシュが、馬群を割りながら差し脚を伸ばし、2着の1番人気
レシステンシア(牝4、栗東・
松下武士厩舎)との叩き合いを制してクビ差で優勝した。勝ちタイムは1分09秒2(重)。
■4月4日
大阪杯(阪神・芝2000m)
優勝馬:
レイパパレ(牝4、
川田将雅騎手、栗東・
高野友和厩舎)
スタートから逃げた
川田将雅騎手騎乗の4番人気
レイパパレが、直線に入って他馬との差を広げ、最後に追い込んできた2着の6番人気
モズベッロ(牡5、栗東・
森田直行厩舎)に4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分01秒6(重)。
■4月11日
桜花賞(阪神・芝1600m)
優勝馬:
ソダシ(牝3、
吉田隼人騎手、栗東・
須貝尚介厩舎)
好位でレースを進めた
吉田隼人騎手騎乗の2番人気
ソダシが、直線で早目に先頭に立つと、後方から猛追してきた2着の1番人気
サトノレイナス(牝3、美浦・
国枝栄厩舎)をクビ差しのいで優勝した。勝ちタイムは1分31秒1(良)。
■4月17日
中山グランドジャンプ(中山・障害4250m)
優勝馬:
メイショウダッサイ(牡8、
森一馬騎手、栗東・
飯田祐史厩舎)
道中は中団につけた
森一馬騎手騎乗の1番人気
メイショウダッサイが、直線の最終障害を飛越後に後続を突き放し、2着の5番人気
ケンホファヴァルト(牡8、栗東・
森秀行厩舎)に4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは4分50秒1(良)。
■4月18日
皐月賞(中山・芝2000m)
優勝馬:
エフフォーリア(牡3、
横山武史騎手、美浦・
鹿戸雄一厩舎)
好位の内でレースを進めた
横山武史騎手騎乗の2番人気
エフフォーリアが、直線で内をついて抜け出すとその後は後続を引き離し、2着の8番人気
タイトルホルダー(牡3、美浦・
栗田徹厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒6(稍重)。
■5月2日
天皇賞・春(阪神・芝3200m)
優勝馬:
ワールドプレミア(牡5、
福永祐一騎手、栗東・
友道康夫厩舎)
道中は中団に控えた
福永祐一騎手騎乗の3番人気
ワールドプレミアが、最後の直線で外を回して進出を開始し、内でしぶとく食い下がった2着の1番人気
ディープボンド(牡4、栗東・
大久保龍志厩舎)に3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分14秒7(良)。
■5月9日
NHKマイルC(東京・芝1600m)
優勝馬:
シュネルマイスター(牡3、
C.ルメール騎手、美浦・
手塚貴久厩舎)
中団でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の2番人気
シュネルマイスターが、大外から差し脚を伸ばし、早めに抜け出した2着の7番人気
ソングライン(牝3、美浦・
林徹厩舎)をハナ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分31秒6(良)。
■5月16日
ヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)
優勝馬:
グランアレグリア(牝5、
C.ルメール騎手、美浦・
藤沢和雄厩舎)
道中は中団に控えた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
グランアレグリアが、最後の直線で鋭く伸びて他馬を突き放し、2着の10番人気
ランブリングアレー(牝5、栗東・
友道康夫厩舎)に4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分31秒0(良)。
■5月23日
オークス(東京・芝2400m)
優勝馬:
ユーバーレーベン(牝3、
M.デムーロ騎手、美浦・
手塚貴久厩舎)
道中は後方でレースを進めた
M.デムーロ騎手騎乗の3番人気
ユーバーレーベンが、直線で外に持ち出して力強く伸び、2着の2番人気
アカイトリノムスメ(牝3、美浦・
国枝栄厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分24秒5(良)。
■5月30日
日本ダービー(東京・芝2400m)
優勝馬:
シャフリヤール(牡3、
福永祐一騎手、栗東・
藤原英昭厩舎)
中団でレースを進めた
福永祐一騎手騎乗の4番人気
シャフリヤールが、最後の直線で馬群の間から突き抜け、先に抜け出した2着の1番人気
エフフォーリア(牡3、美浦・
鹿戸雄一厩舎)をハナ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは2分22秒5(良)。
■6月6日
安田記念(東京・芝1600m)
優勝馬:
ダノンキングリー(牡5、
川田将雅騎手、美浦・
萩原清厩舎)
道中は中団に控えた
川田将雅騎手騎乗の8番人気
ダノンキングリーが、直線で外から脚を伸ばして、内で馬群を捌いてきた1番人気
グランアレグリア(牝5、美浦・
藤沢和雄厩舎)との追い比べをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分31秒7(良)。
■6月27日
宝塚記念(阪神・芝2200m)
優勝馬:
クロノジェネシス(牝5、
C.ルメール騎手、栗東・
斉藤崇史厩舎)
好位でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
クロノジェネシスが、直線で前を交わして抜け出し、逃げてしぶとさを見せた7番人気
ユニコーンライオン(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分10秒9(良)。