恒例の「格付けチェック」拡大版をお届けします。来春のクラシックを目指す若駒たちを、デイリー特捜班が独自の目線でランキング化しました。読者の皆さまの馬券的中への一助になれば幸いです。(出走馬の馬齢は2022年表記)
混戦の牡馬を制したのは
キラーアビリティ。
ホープフルSを制して一気に1位へ躍り出た。決め手となったのは
ホープフルSのV時計2分0秒6だ。14年にG2、17年にG1へ昇格したレースで、14年から昨年までの最速が16年
レイデオロの2分1秒3で、2位は2分1秒4の17年
タイムフライヤーと19年
コントレイルだった。翌年にダービーを制した2頭が記録した時計を大幅に上回ったことになる。まだ気性面などに課題があるものの、大物感は十分だ。
2位は無傷3連勝で
朝日杯FSを勝った
ドウデュース。今年の
朝日杯FSは2勝以上の無敗馬が5頭も出走し、例年よりレベルは高かった。V時計1分33秒5は過去10年で5番目と特筆するものではないが、強敵相手に正攻法の競馬をして勝ったレースぶりは高い評価を与えられる。
3位は新種牡馬
キタサンブラックの
イクイノックスだ。東スポ杯2歳Sを、メンバー最速の上がり3F32秒9をマークして完勝。スケールは大きい。
4位
セリフォスは、
朝日杯FSで2着に敗れたものの、新潟2歳Sと
デイリー杯2歳SのV内容は優秀で、高い能力を秘めている。ただ、距離延長に不安があるだけに4位に。5位は
朝日杯FS3着馬
ダノンスコーピオン。
提供:デイリースポーツ