岩手競馬で重賞最多勝記録を更新した
エンパイアペガサスが7日、北海道日高町のYogibo
ヴェルサイユリゾート
ファームに到着した。
昨年12月31日に出走を予定していた
水沢競馬場の
桐花賞は中止になってしまったが、その後同競馬場で行われた引退式には多くのファンが残って別れを惜しんだ同馬。それから1週間。早朝に到着した同馬は、同じ北国でも一段と厳しい冬を迎えている北海道の気候に戸惑う様子も見せたが、多くのファンを魅了した雄大な馬格は長距離輸送のあとも健在。用意された馬房でくつろいだ表情を見せた。
普段はここで過ごすが、種付けは新冠町の白馬牧場で行う予定。同
ファームからは「たくさんのファンがいる馬なので、早く環境に慣れてもらって良い種牡馬になって欲しい」とエールが送られている。