日経新春杯に管理馬を登録している16人の調教師のうち、2016年以降の中京芝2200mにおける勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
日経新春杯で馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
須貝尚介調教師。集計期間内に中京芝2200mで5勝を挙げ、複勝率は40.0%。2番人気以内に支持された時は[5-2-2-2]なのに対して、3番人気以下では[0-2-1-16]と、人気によって、くっきりと信頼度が分かれている。上位人気の時に軸とするのが最適か。
今年は
ステラヴェローチェが出走予定。このコースで行われた昨年の
神戸新聞杯を制している馬で、スタミナが問われるこのコースへの適性は抜群だ。上位人気が見込まれるが、きっちり期待に応えてくれることだろう。
2位は
友道康夫調教師。集計期間に中京芝2200mで8勝を挙げ、複勝率は51.3%。複勝回収率も98%と高く、馬券的な信頼度は極めて高い。昨年の
京都新聞杯では、
レッドジェネシス、
ルペルカーリアでワンツーも記録した。
今年は
フライライクバードと
ヨーホーレイクが出走予定。ともに長めの距離、上がりの掛かるレースを得意としており、タフで差しが決まりやすい中京芝2200mという舞台設定は絶好だ。
第1位に輝いたのは
杉山晴紀調教師。集計期間内に中京芝2200mで3勝を挙げ、複勝率は54.5%。複勝回収率123%と破壊力抜群だ。下級条件での実績がほとんどだが、それは裏を返せば、適性を見抜いてしっかり好走させている証だろう。
今年は
ロードマイウェイが出走予定。5連勝で
チャレンジカップを制した馬だが、2021年以降は馬券絡みから遠ざかっている。ただ、昨秋の
京都大賞典では0.3秒差の5着と善戦しており、展開次第では一発の可能性も。