2018年の
阪神ジュベナイルフィリーズなどを制した
ダノンファンタジー(牝6、栗東・
中内田充正厩舎)が1月14日付で競走馬登録を抹消した。同日に
JRAが発表した。今後は、北海道苫小牧市のノーザン
ファーム空港で繁殖馬となる予定。
ダノンファンタジーは
父ディープインパクト、
母ライフフォーセール、母の父
Not For Saleという血統。
2018年6月に東京競馬場の2歳新馬戦でデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、続く
ファンタジーSで重賞初制覇。勢いのまま挑んだ
阪神ジュベナイルフィリーズでは、3連勝でGI初制覇を飾り、その年の
JRA最優秀2歳牝馬に輝いた。
桜花賞4着、
オークス5着、
秋華賞8着と無冠に終わったが、昨年引退した
グランアレグリア、
クロノジェネシス、
ラヴズオンリーユーなど、稀に見るハイレベルな世代でしのぎを削った。
その後、2020年は古馬牝馬重賞を中心に活躍し、
ヴィクトリアマイルでは5着に好走。昨年は短距離路線を中心に出走し、
スワンSでは1番人気に応え重賞6勝目を挙げていた。連覇がかかっていた暮れの阪神Cがラストラン(3着)となった。
通算成績は18戦7勝。獲得賞金は4億190万1000円(付加賞含む)。
(
JRAのホームページより)