競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
少し遅くなりましたが、皆さま新年あけましておめでとうございます!今年もPOGブログをよろしくお願いいたします。
さて先週の
フェアリーSは関東馬の
ライラック(牝、相沢)が勝利。2走前の
京都2歳Sでは敗れましたが、牝馬同士の一戦で巻き返しましたね。次走は
桜花賞(4月10日・阪神、芝1600m)へ直行するとのこと。出遅れて外を回るコースロスがあっての勝利でしたし、G1でも好走が期待できますね。楽しみです。阪神JFで2着だった
ラブリイユアアイズ(牝、黒岩)も
桜花賞へ直行することが発表されましたね。近年は無理に前哨戦を使うことをしない馬が増えましたが、逆に言うと
トライアルからまだ見ぬ
桜花賞候補が生まれる可能性があるということ。今後の牝馬戦線からも目が離せませんね。
有力牝馬の一頭でもあり、
デイリー杯2歳Sで2着していた
ソネットフレーズ(牝、手塚)は
デイリー杯クイーンC(2月12日、東京芝1600m)を目標に調整されているとのこと。
現役時代に
桜花賞で1番人気(9着)に支持された
ルージュバックの初子
ブラーバック(牝、大竹、父
ロードカナロア)が美浦に帰厩。姿形は母に似ている印象で、厩舎での評価も上々。30日の東京芝1800mの新馬戦から投票していくとのこと。鞍上はルメール。母と比べると少しデビュー時期は遅くなりましたが、その走りに注目したいですね。
5日中山の3歳1勝クラス(芝2000m)を勝った
アスクビクターモア(牡、田村)は
皐月賞トライアルの
弥生賞ディープインパクト記念(3月6日・中山、芝2000m)かス
プリングS(3月20日・中山芝1800m)に向かうとのこと。
東スポ杯2歳Sで2着だった
アサヒ(牡、金成)が美浦に帰厩。
共同通信杯(2月13日・東京、芝1800m)の出走に向けて調整される。5日の
ジュニアCで4着だった
アバンチュリエ(牡、大竹)、11月の新馬戦を勝って以来となる
ダノンベルーガ(牡、堀)も出走を予定している。(馬三郎美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ