2月2日(水)に
川崎競馬場、ダート2100mで行われる
川崎記念。ここに出走予定馬として、選定馬になっている
チュウワウィザード(栗東・
大久保龍志厩舎)が、今朝19日にレースへ向けた追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCWへ、
カミニートデルレイとともに入場。
小崎綾也騎手(レースでの騎手は未定)が跨っていたが、向正面での走りは非常に前向き。だからといって行きたがるわけでもなく、3コーナーあたりで前との差が詰まってくると、自らスピードをコントロールするような走り。
最後の直線に向くと、完全に並走する形で、どちらも手応えは楽。ラスト1F標識を過ぎたところで相手が頭くらい前へ出たところで、こちらも仕掛けて遅れまいと追い出して、ゴールでは同入という形に見えた。
相手が3歳の1勝クラスということを思えば、見た目には物足りなさもある動きだが、2020年に
川崎記念を勝った時と同じ時期の追い切りに比べれば動いている。時計も6F81.5〜5F66.9〜4F52.7〜3F37.9〜2F23.7〜1F11.8秒で最後の直線は11秒台を続けているので、数字としても問題ない。
(取材・文:井内利彰)