23日に中山競馬場で行われる
AJCC(4歳上・GII・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番、4番、9番、10番。3回で8番が続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-2-12/15 複勝率20.0% 複勝回収率98%
2枠 1-1-1-12/15 複勝率20.0% 複勝回収率41%
3枠 2-1-0-12/15 複勝率20.0% 複勝回収率28%
4枠 1-2-3-9/15 複勝率40.0% 複勝回収率87%
5枠 2-2-1-12/17 複勝率29.4% 複勝回収率69%
6枠 2-1-0-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率41%
7枠 1-2-2-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率143%
8枠 1-0-1-21/23 複勝率8.7% 複勝回収率21%
【枠順別成績(11頭〜12頭立て)】
1枠 0-0-0-5/5 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 0-0-1-4/5 複勝率20.0% 複勝回収率42%
3枠 2-1-0-2/5 複勝率60.0% 複勝回収率84%
4枠 0-2-1-2/5 複勝率60.0% 複勝回収率76%
5枠 0-1-0-6/7 複勝率14.3% 複勝回収率41%
6枠 1-0-0-9/10 複勝率10.0% 複勝回収率14%
7枠 1-1-2-6/10 複勝率40.0% 複勝回収率160%
8枠 1-0-1-8/10 複勝率20.0% 複勝回収率49%
2〜8枠から均等に好走馬が出ており、1枠も悪い数字ではない。4枠、5枠の好走率が高く、内過ぎず外過ぎずの枠が競馬がしやすそうだ。
AJCCは過去10回中、11〜12頭立てで行われたのが5回、16〜17頭立てで行われたのが5回と綺麗に二分されている。今年は登録段階で14頭なので、11〜12頭立てだった5回に絞ってデータを見てみよう。
11〜12頭立てのとき、1〜2枠から馬券に絡んだのは20年の
ラストドラフトのみ(2枠2番・4番人気3着)。また、7枠8枠の馬券絡み7回中6回までが11〜12頭立てだった。頭数が多いとさすがに外枠は苦しくなるが、手頃な頭数ならば、距離ロスよりも自由に動ける乗りやすさが勝るということだろう。