16日中京6R(
ステイブルアスク)で22年1勝目を挙げた、デビュー2年目の
古川奈穂騎手(21)=栗東・矢作。3走連続で2着と惜敗続きだっただけに喜びもひとしおで、「なかなか勝たせられなかったので、乗せ続けてくださったオーナー、(矢作)先生、厩舎の方に感謝したいです」と目を細めた。
1年目は左肩のケガもあり、わずか7勝止まり。手術やリハビリで、長く戦列を離れる時期もあったが、一流厩舎所属ならではの経験を積んできた。
矢作師が参加した9月のキーンランドセプテンバーセール(米レキシントン)や、
ラヴズオンリーユーと
マルシュロレーヌが出走した11月のブ
リーダーズC(米
デルマー)遠征に随行。世界の最前線を肌で感じ、「生で見るのはいい経験でした。こういう積み重ねで結果につなげたい」と2年目の飛躍を見据えている。
「今年は1年間しっかり乗って、少しでも多く勝ちたい」と目標を掲げる21歳。全8勝中4勝を挙げる好相性の中京で、さらに勢いを加速させていく。
提供:デイリースポーツ