「4歳上1勝クラス」(23日、小倉)
23日の小倉競馬3R(ダート1000メートル)で、
キュウドウクン(牡6歳、栗東・森厩舎)が2勝目を挙げた。13頭立ての7番人気と前評判は決して高くなかったが、好スタートから2番手につけ、直線では1番人気の
デアリングウーマンとの競り合いになった。外から勝負根性を発揮してマッチレースを制して見事に先頭でゴール。
キュウドウクンにとって、19年7月以来となる実に2年半ぶりの白星となった。
騎乗した
松本大輝騎手は「3コーナーからは抑え切れないほどの手応えでしたが、ラストで甘くなる馬なので、ぎりぎりまで追いだしを我慢しました。最後はよくしのいでくれましたね」とパートナーの奮闘をたたえた。なお、馬名の由来は「弓道(きゅうどう)」からきているが、10日に逝去した漫画家・水島新司さんの作品である野球漫画「球道くん」を連想させる馬名だけに、この勝利は野球漫画ファンにも注目を集めそうだ。
提供:デイリースポーツ