「
シルクロードS・G3」(30日、中京)
高松宮記念(3月27日・中京)をにらむス
プリンターが22年の始動戦を迎える。
重賞3勝馬
メイケイエールは実績だけなら断然の存在で、昨秋の
スプリンターズSでも4着と健闘。ただ、やはり折り合いに課題が残る。中間の調教でも工夫を施し、武英師も「大人にはなっているし、最初の3Fだけ我慢してくれれば」と効果に期待する。
重賞2着3回と、タイトル奪取へあと一歩の
カレンモエだが、この中間もすこぶる順調。「冬は硬くなりがちだけど、柔らかくてうまくケアできている」と安田助手も仕上げに胸を張る。父、母合わせてG1・8勝の良血馬。そろそろタイトルが欲しいところだ。
ビアンフェはス
プリント重賞3勝と、実力は確か。あとは、いかに冷静でいられるかがポイントだが、今回は目隠しでゲート入りを行い、体力消耗を回避する算段だ。
ジャンダルムは同じ舞台で行われた
セントウルSを、メンバー最速上がりで4着。コース適性は高く、発馬を決めてうまく流れに乗れれば怖い存在になる。前走、初の千二で快勝した
エーポスや、末脚の威力満点の
ナランフレグ、そして中京での重賞V実績ある
シャインガーネットも虎視たんたんと上位を狙っている。
提供:デイリースポーツ