30日東京9Rの
セントポーリア賞の勝ち馬には過去に多くの活躍馬がおり、古くは95年の
ジェニュインが
皐月賞を制し、15年の
ドゥラメンテは
皐月賞とダービーを制して2冠馬となり、21年の
グレートマジシャンもダービーで4着に善戦した。22年も粒ぞろいで、大物を輩出しそうな雰囲気がある。
最有力候補は
ディープインパクト産駒の
ウィズグレイスだ。前走の未勝利戦は後続に6馬身差をつけて圧勝。V時計の1分58秒5は2歳レコードで、従来のものを0秒7も更新する優秀さだ。国枝師は「正直、ビックリしたよ」と前走を振り返る。心身ともに成長途上のところがあり、良くなるのは先だと思っていたからだ。「まだかな、という感じであのパフォーマンス。今回は前走よりも良くなっているし楽しみ」と期待は大きい。
父
ドゥラメンテとの親子Vを狙う
ドゥラドーレスも将来有望な素質馬だ。宮田師は「前回と同じ舞台で期待しています」と意欲を見せる。他にも素質馬がそろっており、見逃せない一戦になりそうだ。(デイリースポーツ・小林正明)
提供:デイリースポーツ