競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
もう1月も終盤戦。気がつくと今年の2歳馬の取材時期を気にするタイミングも近づいてきました。時がたつのは本当に早いもので、近年はますます加速しているように感じます。年は取りたくないものですね。。。
先週は中山で
若竹賞(中山・芝1800m)が行われました。そこで勝利を収めたのは
シンティレーション(牝、池上)でした。これまでは先行してのレースが多かったですが、今回は中団からの差し切り勝ち。体も増えていて、どんどん力をつけていっている印象ですね。距離延長で結果を出しましたし、今後はどういうローテーションを組んでくるか注目ですね。
今週の新馬戦では30日の東京6Rでデビューする
ブラーバック(牝、大竹、父
ロードカナロア、
母ルージュバック)が注目ですかね。いきなり母と比べるのはさすがにかわいそうな気もしますが、母の特徴でもあった前脚を振り上げるようなフォームは受け継いでいます。調教の動きから水準以上の雰囲気は感じさせますので初戦からどういう走りを見せてくれるか注目してみてください。
ホープフルSで12着に敗れていた
コマンドライン(牡、国枝)はサンデーレーシングのホームページで次走予定を更新。ス
プリングS(3月20日・中山、芝1800m)か
毎日杯(3月26日・阪神、芝1800m)を目標にして調整を進めるとのこと。
阪神JFで7着の
ステルナティーア(牝、木村)は
チューリップ賞(3月5日・阪神、芝1600m)へ。
新馬戦で強い勝ち方を見せていた
プレサージュリフト(牝、木村)は先週美浦に帰厩。
デイリー杯クイーンC(2月12日・東京、芝1600m)へ出走予定。
中山の3歳1勝クラスで2着だった
レヴァンジル(牡、堀)は続戦。ゆりかもめ賞(2月6日・東京、芝2400m)へ出走するとのこと。鞍上はM・デムーロ。
年末の
ひいらぎ賞を勝った
ティーガーデン(牡、萩原)は
ファルコンS(3月19日・中京、芝1400m)を目標とのこと。同レースには
ジュニアCで2着だった
ベルウッドブラボー(牡、和田雄)も視野に入れているもよう。(馬三郎美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ