東京11Rの第36回
根岸ステークス(4歳以上GIII・ダート1400m)は6番人気
テイエムサウスダン(
岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分23秒1(良)。1馬身差の2着に4番人気
ヘリオス、さらに半馬身差の3着に2番人気
タガノビューティーが入った。
テイエムサウスダンは栗東・飯田雄三厩舎の5歳牡馬で、
父サウスヴィグラス、
母ムービングアウト(母の
父Langfuhr)。通算成績は18戦9勝。
レース後のコメント
1着
テイエムサウスダン(
岩田康誠騎手)
「昨年から調教に参加しています。一戦一戦、力をつけているところですが、このメンバーを相手にどこからでも行ける調教が出来ました。この馬のパワフルな走りを見せられたと思います。1600mでの敗因は分かっているので、その距離が長くないことを証明したいです」
(飯田雄三調教師)
「砂を被ってもムキにならなかった前走の経験が役立ちました。直線でジョッキーが外を狙っていたので、手応えがあるのだと思いました。使うごとに強くなっています。この後は厩舎で調整して、
フェブラリーステークスへ向かう予定です」
2着
ヘリオス(
武豊騎手)
「ハナに行く気はなくて、丁度いい所で運べました。手応えも良かったですし、最後も止まっていないので、惜しかったですね」
3着
タガノビューティー(
津村明秀騎手)
「チャンスをもらっていただけに残念でした。終いの3ハロンに脚を使う競馬を考えていました。動き出しの反応が抜群で、やれるかと思いましたが、残り100mで脚が上がってしまいました。上位の馬は強かったですが、この馬の切れ味も良かったです」
4着
ジャスティン(
坂井瑠星騎手)
「近走に比べて今日は良い状態でした。スムーズに運べればやれるというところを見せられたと思います」
5着
オメガレインボー(
横山和生騎手)
「前走、短いところを使って、ブリンカーの効果もあったのでしょうか、返し馬から良い感じでした。昨年勝った時のイメージで、狭い所から集中力を維持させるような形で運びました。うまくいきましたし、内容的には良かったと思うのですが...」
6着
タイムフライヤー(
M.デムーロ騎手)
「スタートが遅く、後ろから行きました。直線で外から他馬に来られて
バランスを崩してしまい、改めて
バランスをとるのに時間がかかりました。最後に脚を使っているだけにもったいなかったです」
9着
ソリストサンダー(
戸崎圭太騎手)
「勝った馬の後ろで競馬が出来ました。道中リズム良く行けて、感じも良かったです。勝負所から勝ち馬についていけず、原因がはっきりしません。久々の1400mに戸惑ったのかもしれません」
10着
エアアルマス(
C.ルメール騎手)
「勝った馬の隣で丁度いい所にいましたが、ずっとワンペースでした」
ラジオNIKKEI