19年
オークスをはじめ国内外でG1・4勝を挙げた
ラヴズオンリーユー(牝6歳、栗東・矢作)の引退式が30日、東京競馬場のパドックで行われた。寒空の中、集まった約4900人のファンの前でブ
リーダーズCの馬服とレイを着用し、川田を背に最後の勇姿を見せた。川田は「僕のジョッキー人生にとって、大きな財産を与えてくれました」と感謝の気持ちを述べ、矢作師は「最愛の娘を嫁に出す気持ちです」と別れを惜しんだ。
ラストシーズンの21年はクイーンエリザベス2世C、BCフィリー&メアターフ、
香港Cを制し、史上初となる同一年での海外G1・3勝の快挙を達成。世界を股にかける活躍を見せ、日本競馬史に新たな1ページを刻んた。
今後は北海道安平町のノーザン
ファームで繁殖入り。初年度の交配相手について、DMMドリームクラブの野本巧代表は「まだ最終決定ではないですけど、
エピファネイアを第一候補として考えています」とコメント。母として新たな道へ踏み出す。
提供:デイリースポーツ