1月29日(土)、30日(日)の東京、中京、小倉競馬で、3歳新馬戦が計6レース行われた。評判馬2頭の一騎打ちムードだった日曜東京6Rは、2番手で運んだ2番人気の
カナテープ(美浦・堀)が、2着の1番人気馬を寄せ付けずに3馬身差の快勝を収めた。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
カナテープ(牝、父
ロードカナロア、美浦・堀)
日曜東京6R・芝1800m、横山武「返し馬の雰囲気が良くて、どんな勝ち方ができるかと思っていました。行く馬を行かせてリズム良く運べましたし、直線はモタれて幼い面も見せていましたが、能力は高いですね」(レース評価A、将来性★★★★)
アルゲンテウス(牡、父
シルバーステート、美浦・小島)
土曜東京6R・芝1600m、
武豊「まだ気性は幼かったけど、道中は
リラックスして走れていたし、直線は抜群に切れましたね」(B、★★★★)
キュートヴィラン(牝、父
アロゲート、栗東・四位)
土曜中京4R・ダート1400m、岩田望「いい形でスタートを切れて、楽なポジションで競馬ができました。早めに先頭に立つ形でしたが、スピードに乗って無理していないですからね。最後は若干左にモタれていましたが、まだ余裕はありました。これから芯が入ってくればいいと思います」(B、★★★★)
ブラックブロッサム(牡、父
キタサンブラック、栗東・斉藤崇)
日曜中京6R・芝2000m、松山「スタートを出てくれましたし、長く脚を使えそうな感じだったので、積極的にポジションを取りに行きました。最後までしっかり走り切ってくれました。まだフワフワして集中力がないところがありますね。まだまだこれから良くなっていきそうですが、ここで勝てたというのは大きいと思います」(B、★★★★)
ヒノデミッチー(牡、父
ジョーカプチーノ、美浦・松永康)
土曜東京2R・ダート1400m、北村宏「調教に乗って、スピードをコントロールすることの難しさはつかんでいました。楽々とついていったし、スムーズにいけましたね。課題はコントロールですが、距離はこれくらいでちょうどいいと思いますよ」(C、★★★)
サンダビューク(牡、父
ザファクター、美浦・蛯名利)
日曜小倉5R・芝1200m、秋山稔「美浦からの直前輸送でしたが、向こうでもケイコで動いていたようですし、出負けしながらもいいポジションが取れたのはポテンシャルの高さだと思います。上のクラスでどうかですが、まだ成長してくるだろうし、期待したいですね」(C、★★)
(評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階)
提供:デイリースポーツ