2月5日(土)に中京競馬場で行われる
エルフィンSに出走予定の
トルナヴァ(牝3)について、追い切り後の
斉藤崇史調教師のコメントは以下の通り。
「(前走は)スタートを決めてマイペースで淡々と運べたので、順当に勝てたのかなと思います。
オーナーの方から『
桜花賞を目指して距離を見てみたい』ということもあったので、それほど忙しくならないかな、というところで
エルフィンSを選びました。
岡山のダーレーから帰ってきて順調に乗れていますし、以前に比べても気性面でカリカリするところもちょっとずつ少なくなって、折り合いもつけやすくなっているかな、と思います。良い風に成長してくれているな、と思います。
以前でしたらもっとワーッとなっちゃうところがあったんですが、(1週前追い切りでは)ジッと我慢できていましたし、終いもシュッと反応していますので、その辺は良かったと思います。今日は所属の団野(騎手)に乗ってもらって、併せ馬で先導という形でしたが、(相手を)待つ余裕もありましたし、ゴールを過ぎて反応できていたので、良い追い切りができたんじゃないかなと思います。
一生懸命走り過ぎちゃうところがあるんですが、それが強みかな、と思いますし、瞬発力でキレるというタイプでもないですし、長く脚を使うんじゃないかな、と思います。
調教していてどちらの回りがどう、という感じはないので、(左回りも)大丈夫じゃないかなと思いますが、競馬に行ってみないとわからないですね。
1800メートルで勝ち上がって、1600メートルは初めてでチャレンジする、という意味で使っているんですが、ここで結果を出せれば先々も楽しみになってくると思うので、見てあげてもらえたらと思います」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI