スマートフォン版へ

【きさらぎ賞】ダンテスヴュー 上昇ムード 川田の指示に鋭く伸びた「本来の動き」

デイリースポーツ
  • 2022年02月03日(木) 06時11分
 「きさらぎ賞・G3」(6日、中京)

 2カ月半の休養を挟んだダンテスヴューが2日、栗東CWでパワーアップした姿を披露。鞍上の指示に鋭い反応を示すと、併せた僚馬に追走併入を決め、上昇ムードを漂わせた。

 見違える姿を披露した。ダンテスヴューは川田を背に栗東CWで併せ馬を敢行。ミント(3歳1勝クラス)を3馬身半ほど追い掛ける形でスタート。直線半ばまで馬なりのままだったが、鞍上が手を動かすとグンと加速。最後は僚馬と併入でゴールを駆け抜けた。

 6F81秒6-37秒0-11秒6。2週連続でまたがった川田は「先週より、もう一つ良くなっていました」と上昇ムードを口にする。「去年の走れなかった東スポ杯(2歳S=4着)を思うと、馬が成長したと思います。前走は成長過程の中で、どうしてもトモが高くなってしまい、バランスが崩れて走れませんでした。今は少し改善され、この馬本来の動きができつつあります」と着実なパワーアップを感じ取っていた。

 見守った友道師も「きょうはしまいだけ。(去年の)秋よりいい」と納得の成長カーブに目を細める。「去年は(キングカメハメハ産駒なのに)ディープインパクト産駒っぽい感じだったけど、だいぶキンカメっぽさが出てきた。前走はあれでも4着に来たし、やっぱり能力はあると思う」とうなずいた。

 1月に中京で行われた日経新春杯で、1歳上の半兄ヨーホーレイクが重賞初V。自身も今回と同舞台で未勝利戦を勝ち上がったように、適性は高い。「ヨーホーと同じで長くいい脚を使えるのがいい。何とか賞金を稼ぎたいね」。指揮官の視線の先には春の大舞台。まずはタイトルを手中に収め、クラシックロードをまい進する。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す