「
共同通信杯・G3」(13日、東京)
京成杯7着の
サンストックトンが巻き返しを狙う。鹿戸師は「1週前の動きは良かったし、6日も手綱を持ったままでラスト1F11秒台をマーク。体調は上がってます」と好感触だ。
前走はスタート後の直線で他馬に寄られ、位置取りが悪くなってしまった。師は「後手後手の競馬になってしまった。レースだから仕方ないけど、もう少しは頑張れていたはず」と説明。ここまで負ける馬ではない。
コンビを組む松岡も素質の高さを買っている。「能力は高いと思う。長くいい脚を使えるし、自分で競馬を組み立てられる強みがある」と評価した上で、「千八はいいイメージです」と舞台設定を歓迎。強敵がそろったここでもやれる手応えをつかんでいる。
昨年は厩舎の先輩
エフフォーリアがこのレースを制し、その後の大躍進につなげた。師は「比べるのはかわいそうだよね」としつつも、「験のいいレースなので、いいところを見せてほしい」と期待を寄せる。ここで結果を出し、G1への挑戦権をつかみ取りたい。
提供:デイリースポーツ