「
フェブラリーS・G1」(20日、東京)
今年のG1開幕戦は純白の馬体に熱視線が注がれる。明け4歳を迎えた
ソダシ。初砂の前走チャンピオンズC12着に終わったが、吉田隼は「ダートの走りは悪くなかった。スピードは見せてくれました」と悲観していない。不完全燃焼に終わった昨秋のうっぷんを晴らすべく、この中間は熱のこもった併せ馬を消化。2度目のダート戦+実績があるマイルの距離で復活を果たせるかに注目だ。
前年覇者
カフェファラオも復権に向けて虎視たんたん。昨年の
フェブラリーS以降は結果を出せていないが、3戦全勝の東京ダートなら話が違う。堀師は「リズムを崩さずにいけると強い馬。それができるのが、大きいコーナーの東京千六だということです」と得意な理由を説明する。福永との新コンビで連覇といきたいところだ。
昨年のJBCス
プリントを制した
レッドルゼルも、トップクラスの実力がある。ベストは千二〜千四だけに距離克服は鍵だが、目下の充実度なら昨年(4着)以上の走りをできていい。前哨戦を勝った
スワーヴアラミスや
テイエムサウスダン、
南部杯を連覇した
アルクトス、休み明けをひと叩きした
ソリストサンダーなど、V圏内には実力馬が多数ひしめき合っている。
提供:デイリースポーツ