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【小倉大賞典展望】波乱前提のハンデ戦、あの穴馬の変わり身に期待

  • 2022年02月17日(木) 12時00分
 冬の小倉の名物重賞で、近年はフェブラリーSの同日に施行されている。ローカルのハンデ戦らしく実績や勢いだけではすんなり決まらない難しさがあり、ここ4年連続で10番人気以下の伏兵が波乱を演出している。

1.距離短縮組が中心

 過去10年で、今回距離延長となる馬は[1-1-2-32]で複勝率11.1%、前走も1800mだった馬が[0-2-0-20]で複勝率9.1%なのに対し、今回距離短縮となる馬は[9-7-8-73]で複勝率24.7%。

2.小・内回り実績

 過去10年で連対した延べ20頭中、16頭には3勝クラス(1600万下)を小・内回りコースで勝ち上がったか、あるいは既に小・内回りのオープンで3着以内に好走した実績があった。求められる適性が違う広いコースの実績はここでは当てにならない。

3.ベテランに妙味

 過去10年の成績を年齢別で見てみると、4歳馬は複勝率22.7%で複勝回収率45%、5歳馬は複勝率25.6%で複勝回収率84%、6歳馬は複勝率10.3%で複勝回収率74%、7歳以上馬は複勝率19.6%で複勝回収率124%。高齢馬もしばしば好走しており妙味は高い。

 ここはアイスバブルの変わり身に期待したい。前走のアルデバランSは初ダートに加えて斤量59kgと酷な条件で参考外。芝戻りは当然プラスであり、昨夏の北海道での実績からして右回りのローカルに替わるのも良さそうだ。

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