東西トレセンで１６日、新人騎手への記念ムチ贈呈式が行われた。

　栗東ではＪＲＡ現役４人目となる女性騎手が誕生。真新しいムチを受け取った今村聖奈騎手（１８）＝栗東・寺島＝は「やっとスタートラインに立てたという気持ちです」と決意を新たにし、「一年間通してケガなく、誰にも迷惑をかけることなく、小さなチャンスをモノにして結果を出せる騎手になりたいです」と意気込みを語った。

　また、小牧太騎手（５４）＝栗東・フリー＝の長男で、障害専門の騎手となった小牧加矢太騎手（２５）＝栗東・音無＝は「中山グランドＪと中山大障害は勝ちたいです」と目標を掲げ、「減量の恩恵があるレースでも結果を出すのは簡単ではありませんが、重賞でも先輩においていかれずに勝負できるようになりたい」と活躍を誓った。

　東の４人は３月５日の中山、西の５人は同日の阪神でデビューを予定している（小牧加のみ未定）。

提供：デイリースポーツ